1. はじめに
最近CTFというものを知った。
とりあえず常設のCTFで練習しようと、CpawCTFをやっているのだがとても面白い。
この記事ではReversingという分野の問題を解くのに有効なツール「Radare2」をWSL2上のUbuntuにインストールしてみる。
2. 環境
- Windows10 Home
バージョン: 21H2 - Windows Terminal
バージョン: 1.11.3471.0 - ┗ Ubuntu 20.04.3 LTS (WSL2)
(GNU/Linux 4.4.0-19041-Microsoft x86_64)
3. インストール方法
gitからもらってくる方法もあるが、普通にsudo apt install radare2
でインストールできる。
(2022/06/28 追記)
Ubuntu22で試したところ,apt install
ではインストール候補が見つからずインストールできなくなっていた.
そのため,Gitを用いてインストールするのが良さそうである.
公式サイト[1]から引用するが,
$ git clone https://github.com/radareorg/radare2 $ cd radare2 ; sys/install.sh
でインストールできる.
4. 基本的な使い方
radare2 実行ファイル
とすると起動できる。
起動したら入力受付に入るので、aaa
と入れて関数の解析を行ってから、afl
で関数一覧を表示する。
逆アセンブルしたい関数の位置にs 関数名
として移動し、pdf
で逆アセンブルできる。
ほかにもいろいろなことができるらしいが、基本的にはこのくらいで十分だと思う。
参考文献
[1] radare