やりたいこと
以下の環境で「ゼロからのOS自作入門」の学習を始めたい。
やったこと
kaliのインストール
WSL2でkali linuxを用意する。WSL版は一部のツールしか入っていないため、フルインストールを行った。
※これが以降の作業に影響するかはわからないので飛ばしてもよい?
sudo apt update
sudo apt install -y kali-linux-default
qemuのインストール
WSLgが出て久しいのでXサーバは利用しない。単にqemuを入れるだけでOK。
※dosfstools
はmkfs.fat
を使用するために入れている
sudo apt update
sudo apt install -y qemu-kvm dosfstools
qemu-system-i386
と打ってウィンドウが立ち上がればインストールできている。
開発環境のインストール
本の付録Aにも載っているが、git clone https://github.com/uchan-nos/mikanos-build.git
すればOK。
第1章をやってみる
このあたりは本にも書いてあるが、念のため。
まずoktetaなどのバイナリエディタでBOOTX64.EFI
を作成*1し、次のコマンドを実行する。
qemu-img create -f raw disk.img 200M mkfs.fat -n "MIKANOS" -s 2 -f 2 -R 32 -F 32 disk.img mkdir -p mnt sudo mount -o loop disk.img mnt sudo mkdir -p mnt/EFI/BOOT sudo cp BOOTX64.EFI mnt/EFI/BOOT/BOOTX64.EFI sudo umount mnt
そしたらこのイメージをqemuで起動する。パスのmikanos-build
のあたりは環境に応じて変える必要がある。
qemu-system-x86_64 \ -drive if=pflash,file=$HOME/mikanos-build/devenv/OVMF_CODE.fd \ -drive if=pflash,file=$HOME/mikanos-build/devenv/OVMF_VARS.fd \ -hda disk.img
これでウィンドウが開き、Hello, world!
と表示されればOK。