「互換性がないドライバ」のせいでメモリの整合性を有効にできないのでどうにかしたい。
1. 環境
互換性がないドライバとして挙げられたのは次の2つ。
- BrUsbSib.sys (ドライバのバージョン: 1.0.4.4, 公開名: oem115.inf)
- 名前失念したがvirtualbox関連のドライバ
2. どうにかする
2.1 virtualbox関連のドライバについて
virtualboxをバージョン6.1.38にアップデートしたところ、互換性のないドライバのリストから消えたため、解決。
2.2 BrUsbSib.sys(公開名: oem115.inf)について
Brother製のドライバのようだが、手持ちのデバイスにはBrother製品が見当たらないためなぜ入っているかは不明。 とりあえずWin11の更新プログラム(KB5017383)が届いていたため適用してみるが、解決しなかった。
ドライバの詳細情報を得るために、PowerShellで
Get-WindowsDriver -online -driver oem115.inf
*1
を実行したところ、結果のHardwareDescription
の項に
Brother MFC-J1500N
Brother MFC-J1300DW
Brother MFC-J1500N Remote Setup Port
などの記載があったため、おそらくBrother製のプリンタを利用するためのドライバだろうと思う。
先述の通りBrother製品は使用していないため、ドライバを削除することにした。
pnputil -d oem115.inf
とすれば削除できる*2。
PS C:\Users\***> pnputil -d oem115.inf Microsoft PnP ユーティリティ ドライバー パッケージが正常に削除されました。
3. その後
Windowsセキュリティ→デバイスセキュリティ→コア分離の詳細→メモリ整合性 をONにしたところ、「互換性がないドライバ」は表示されず、無事にメモリを保護できるようになった。